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夏を超えること [日記]

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いきなり なんだかなー の話になっちゃいますけど、許してね。

あたしには年老いた父親がいます。
もう80代後半のおじいちゃんなんですが
母が4年前に亡くなってから 一人暮らしをしてたんですよね。
まあ、ひとりでなんとか暮らしてたんだけど、
とうとう昨年11月に倒れてしまって、あれよあれよという間に寝たきりになってしまいました。
倒れる半年前から
(ここで 倒れる、を 亡くなる、と書いてしまった、あたしヒドイ)
すこし生活の質が厳しくなってきて、
でも同居はなかなか難しいし、
ヘルパーさんいれたり、自分や弟が週末にみにいったりしてなんとかつないでたんだけど 
去年の夏の暑さをきっかけに、衰えていってた。

「厳しい暑さ」って あたしたち健康な人間だって厳しいけど、
お年寄りには ほんとうに厳しい。そりゃもう、身体の負担はとても大きい。
頭がしっかりしていたって、
お水のまない、とか 室温の調節が面倒とか、食事をあたためるのも億劫、
とかいうのが、それに拍車をかける。
夏は何となく過ごしていたけど、涼しくなってきた頃から、がくっと悪くなった。

いまは、静かに施設のベッドで暮らしていて、
ときどき会いにいくあたしのことが、少しずつわからなくなっているんじゃないかとおもう。

先日、仕事の上での大先輩で、お年はおそらく80歳ぐらいだとおもうのだけど、
その方を囲む夕食会があったんです。
昨年、すい臓ガンがみつかって、手術したり抗がん剤使ったりされていたみたい。
もう1年がんばったし、ガンも無くなんないし、治療ばっかりで飽きちゃったから
もう、やめるんで、元気なうちにみんなとご飯たべたい、とおっしゃる。
すい臓ガンは、なかなか厳しい。

その方は内科の先生なので、ご自分の身体のことをよくわかっていらっしゃる。
この夏は超えられるけれど、「冬まではどうかな?」、なんてあっさりと。
でも、フレンチの軽いコースはあたしよりガッツリ食べていらしたし、
シャンパンワインも、ガンガン飲んでおられました。
呼ばれたあたしたちのほうが、なんだか ほっとしちゃって
(どんなにお痩せになってるんだろう、とか、やつれちゃってたらどうしよう、とかね)
酒量がむっちゃ増えちゃいました。

人生の終わらせ方みたいなことを選ぶことは難しいし、
どんな終わり方でも、間違いとか失敗はないとおもう。
できたら潔く、ぽっくりいけたらなとおもうけど そうもいかないでしょ。
だんだん年を取ると、「この夏を超えることができるかな」とか、
そんな風におもうんだろうか、と 想像する。

そろそろ、東京も、梅雨があけてもいいんじゃない?なんて思うけれど
夏の暑さが、そうやって 弱い人を振り分けていくみたいで
すこし、残酷だなと おもいました。

身体をだいじにしましょうね。

タグ:雑感
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